
自分はまだ30代前半だから、エイジングケアなんてまだ早いと思ってるよ。

肌も髪も体も、30代からのケア次第で10年後が全然違うんだ。
そう思っている間にも老化は進んでるよ!
30代から始めるべきエイジングケア4選
「エイジングケア=40代からやるもの」と思っていませんか? 実は、肌や体の老化は30代から始まっているんです。特に、放置していると40代で一気に差がつく部分も…。そこで今回は、30代のうちに始めるべきエイジングケアを4つ紹介します!
1. スキンケア:保湿と紫外線対策を徹底する
男性のスキンケア実施率は年々増加しており、特に30代では「年齢を重ねる中で、外見のケアが重要だと感じた」という理由で始める方が多いです。(cross-m.co.jp)
中でもエイジングケアの観点で大事になってくるのは、保湿と紫外線対策です。
まず保湿ですが、男性の肌は女性の肌に比べて50%以下の水分量しかないと言われており、乾燥しやすくなっています。目に見える形で乾燥していれば対策はできますが、皮脂成分が多い男性は乾燥していないと勘違いしていることも…。今一度自身の肌が乾燥しているかどうかを確かめ、スキンケアの見直しを行いましょう。(https://himapre.com/column/mens-skin-care/)
次に、紫外線対策です。下記は有名な写真なので美容に興味のある方はご存知と思いますが、69歳のトラック運転手が25年間、トラックの左側(左ハンドル)の窓から差し込む紫外線を浴び続けた結果、顔の左側の老化が進んだことを表しています。紫外線の恐ろしさが分かる写真ですよね…。

実は加齢による肌の老化は2割程度しかなく、8割は光老化によるものと言われています。できるだけ紫外線を受けないような対策を進めましょう。
一つ目の対策は日焼け止めですが、2つ注意したいことがあります。
・こまめに塗り直す:汗をかいたり塗ってから長時間経過した場合は塗り直しができるよう、日焼け止めは常備してください。
・外出しなくても塗る:出かけない日は日焼け止めを塗らなくて良いと考えている方も多いですが、意外と屋内でも日の光を受けて紫外線を浴びています。気を抜かずに、毎日塗る習慣を付けましょう。
2つ目の対策は日傘です。最近は日傘をさす男性も増えてきました。メンズリゼが2024 年に10~40 代
の男性 600 名を対象に行った【男性日傘に関するアンケート】によると、「男性の日傘使用」を男性の9割以上(92.2%)が「肯定的」にとらえ、2022年(79.7%)と比べると12.5%増も増えたそうです。日傘の性能はUVカット率や遮光率で決まりますが、中には100%のものも売られていますので、有効活用して紫外線をシャットアウトしてください。
上級者はディープ紫外線にも気を付けよう!
日焼けの原因となる紫外線は、波長によって分類されています。そのうち最も波長が長いものを富士フイルム社では「ディープ紫外線」と呼んでおり、これを防ぐことが長期的な目線で見たときの日焼け防止に繋がります。ディープ紫外線は、通常の紫外線ケアでブロックすることが難しく、日傘をさしていたり日影にいたりしても、いつの間にか日焼けをすることがあります。(富士フイルムHP)

富士フイルムでは世界で初めて、ディープ紫外線を90%以上カットする紫外線防御剤「D-UVガード」を開発しました。一歩踏み込んだ日焼け対策をしたという方は是非、お試しください。
(D-UVクリアシリーズ)
2. 頭皮ケア:将来の薄毛リスクを減らす
30代から髪のボリュームが気になり始める方も多いです。株式会社クロス・マーケティングが全国20~79歳の男性1,500名を対象に行った「身体の悩みに関する調査(2024年)」によると、30代男性の現在の悩みはひげの濃さ、精神的なストレスに続いて第3位に抜け毛・薄毛がランクインしています。
中でも30代で注意すべきなのはAGAです。AGAとはAndrogenetic Alopeciaの略称で、日本語では「男性型脱毛症」と呼ばれています。AGAは発症すると頭髪の抜け毛が増えたり、髪の毛1本1本が細く柔らかくなる(軟毛化)ことが特徴です。
また、AGAの恐ろしい部分は進行性であることで、放置すると徐々に進行します。治療せずに自然に治ることはほぼないため、症状に気づいたら早めに治療を開始することが大切です。

普段から優しいシャンプーの選択や頭皮マッサージ、ストレス管理で頭皮環境を整え、将来の薄毛リスクを減らしましょう。また、「最近髪のボリュームが減ってきた?」と感じた場合はすぐにAGA治療の病院やクリニックで診てもらうなど、早めに対処することが大切です。
3. 体型維持:筋肉を落とさず脂肪を増やさない
上述の身体の悩み調査において、第4位には「体重や体型」がランクインしています。30代からは太りやすく痩せにくい体になりがちです。これは基礎代謝が関係しています。
基礎代謝とは、生命維持のために最低限必要なエネルギーです。例えば寝ている時にも心臓は動いていて、呼吸していて、体温も保たれています。それらを継続するために、身体はエネルギーを使っています。これが基礎代謝です。
基礎代謝量は成長に伴って高くなり、16~18歳前後がピークですがその後は徐々に減り、一般に40歳を過ぎると急激に落ちます。これは加齢によって筋肉が減少することが主な原因とされているためです。(https://www.citizen-systems.co.jp/health/column/knowledge/weight/weight_02.html)

基礎代謝の減少を補うために、他でエネルギーを消費する必要があります。
人間の24時間あたりの総エネルギー消費量は、基礎代謝量・身体活動量・食事誘発性熱産生(食べ物の消化や吸収の過程で消費されるエネルギー)の3つに大きく分けられます。基礎代謝量は全体のおよそ60%を占めていますが、残りの消費手段も大切です。
(https://www.suntory-kenko.com/column2/article/5985/)
特に、やはり身体活動量(運動)は体型維持に欠かせません。週2〜3回の筋トレや有酸素運動で体型を維持しましょう。
4. 目元ケア:シワ・クマ対策で若々しく
資生堂の研究によれば、男性の目尻のシワは女性より10年以上早く形成されることが分かっています。目元のシワは見た目年齢に直結するため、早めに向き合って予防した方が良いです。

目元周りは皮膚が非常に薄く、ティッシュほどの厚さとも言われています。また、1日約2万回のまばたきによって、動きも多く、乾燥しやすい状態になりやすいのです。そんな目元には、保湿力が高く、かつ肌に優しい成分で作られているアイクリームが効果的です。女性に比べ、アイクリームを日頃から活用している男性は圧倒的に少ないです。ここで周りと差を付けていつまでも若々しくなりましょう!
他にも、クマの予防にも繋がる十分な睡眠やブルーライト対策で目元ケアを強化しましょう。
エイジングケアは早めに始めよう!
30代はエイジングケアを始める絶好のタイミングです。今から適切なケアを行うことで、将来の自分に大きな差が生まれます。「まだ早い」ではなく、「今が始めどき」。老化は気付かないうちにどんどん進行しています。
5年後、10年後の自分が「若々しくてカッコいい!」と思えるように、今日から一歩踏み出して未来の自分に投資しましょう!
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